「街を継ぐ」3

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大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)で開催しております「住まいをデザインする顔-関西30代の仕事-」も後半に突入しました。関連イベントとして以下の内容に参加します。ふるってご参加ください。

トークセッション「関西30代の仕事」
今回の展示の選定者に出展者を交えて、関西で活躍する30代の仕事にまつわるトークセッションを行います。

日時:平成25年6月23日(日)13:30~15:00(13:00開場・受付開始)
場所:大阪市立住まい情報センター 3階ホール(当館ビル3階)
パネリスト:木原千利氏(建築家)、竹原義二氏(建築家)、 吉村篤一氏(建築家)+出展者
コメンテーター:弘本由香里氏(大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所特任研究員)
参加費:無料
定員:200名(要事前申込 先着順)

ギャラリートーク
6/28(金)13:30~
6/29(土)10:30~

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建て、継ぐ

町家と住宅  -2012年   神戸市須磨区-

神戸市須磨区における住宅の新築プロジェクトである。周囲が建て込み決して良い環境とはいえない細長い敷地に対して、通り庭や開放的な三間構成といった町家建ての形式を利用し計画している。隣接する建物の隙間に対して効果的かつ大きく開いた開口部が、室内に外のような坪庭空間を作り出し、狭いながらも開放的な空間を生み出している。伝統的な形式を継いだ空間構成をとりながらも、蓄熱床暖房など現代的技術や通風・温熱環境をコントロールしたパッシブデザインを用いることで、この場所、この時代の町家を実現している。

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デザインする顔 [更新済み]

 

デザインする顔 [更新済み]

 

使い、継ぐ

西横堀ワークショップ −大阪丼池ストリート 「布」のある新しい風景−  -2012年   中央区本町-

ディレクター:
木村 吉成  木村松本建築設計事務所
白須 寛規  design SU
山口 陽登  株式会社 日本設計
山本 紀代彦 f a b r i c s c a p e
協力: 近畿大学松本明研究室 / オーガニックキッチン レ コッコレ / みんなの不動産  

布の卸問屋街である中央区本町丼池ストリートで行ったワークショップ。ここでは、建築家やデザイナーがディレクターとなり、参加者とともに「新しい外部者」の視点で、街の魅力や問題点を抽出し、その問題に対する解決や人の関わりが生まれるパブリックデザインを、布を用いて提案している。

本来の街とは、地域の人、新しい人と区分されることなくより自由に使って良いはずだ。地域住民の話を聞くと、元々大阪の人ではなく江戸時代から昭和のはじめにかけて移り住んだ人が多くいる事がわかった。つまり、都市の賑わいというものは、その時代の「新しい外部者」の流入によって生み出されてきたのだ。住む、働く、遊ぶと、同じように街でワークショップをする。そうした「まちづかい」から、予期せぬ、もの、空間、人のつながりが生まれることを期待している。

 

デザインする顔 [更新済み]

 

デザインする顔 [更新済み]

 

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