Q & Aの続きです。

住宅設計について

ここでは、これまでご質問を受けた中で、特にハッとさせられた質問について回答したいと思います。

Q11.作風の違いがあるのはなぜですか?

「とのま=~と~の間(ま)」という事務所名にも表明しています通り、私の設計の特徴は、関係を形にする事に重きを置いています。この関係とは、「クライアントの生活」と「その土地の風土」の間に生まれるものです。例えば、生活の中にある家具や生活雑貨のテイストや、器の好みや食生活、アウトドアとインドアの生活スタイルの違いはどうかなどなど、何が家の中心となるかで自ずと建築の特徴が生まれますし、敷地の特性についても、郊外や都市部の違い、その土地から何が見えるか、周囲の町並み・プライバシーの状況を見て、主な生活の場(LDK)を何階に位置づけるか、窓をどの位置に開くかなど、建築を形づくる条件が異なってきます。こうした考えを基に、直接要望などのお話をお聞きした上で、一から建築の全体像を考え始めますので、建築毎に異なる印象があるのだと思います。

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これまでのお問い合わせ内容をQ&Aにまとめました。

住宅設計について

Q1.建築の相談をしたいのですが、どうすればいいでしょうか?

お問い合わせフォームやお電話でお問い合わせください。
その後、日程を決めて事務所か、ご都合の良い場所にてお打ち合わせをさせて頂きます。
お話を伺った上で、設計監理の進め方などについてご説明致します。その際に土地情報など、詳しい資料をお待ちいただけましたらより具体的な説明も可能です。

Q2.相談は有料でしょうか?

何度でも無料で相談させていただきます。
具体的な提案のご依頼(初回プランニング)があった時から、調査・企画経費として有料とさせていただきます。(一律5万円とし、設計・監理契約を結んだ場合には設計料に充当します。)
また、こちらから遠方(関西圏以外)に相談に伺う際は、出張料を頂くことにしています。

Q3.建築設計事務所に依頼をするメリットは何ですか?

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「家づくり」の方程式

住宅設計について

これまで、いろいろな敷地を経験してきました。「にこの住宅」は旗竿敷地の狭小地で、須磨の「町家と住宅」はウナギの寝床といわれる細長い敷地でした。西宮の「Tの住宅」は敷地全体が月極駐車場で、公園を前面にもつ「公園と住宅」と、地元に立つ「Mの住宅」は閑静な住宅地にありました。「八田家住宅」と「橿原神宮前のH邸」は歴史的町並みの中にありました。「八田家住宅」は、今年竣工した「細工谷のY邸」、現在計画している「宝塚の二世帯住宅兼事務所(仮)」と同様に、地域性を反映した斜面地でした。それぞれどの敷地も他にはない特徴を持っていました。そして同じ数のクライアントとの出会いを与えてもらいました。

「八田家住宅」建築前の敷地状況

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土地探しについて

住宅設計について

建築のご相談には、まだ土地や物件が決まっていない方も多く来られます。その場合は、提携先の不動産会社’建築家不動産’より土地情報を定期的にお伝えし、どのような土地が良いかを一緒に考えながら進めています。遠方の場所についても土地情報は提供可能です。兵庫、滋賀、奈良の物件では、土地探しから始めています。

現在宝塚で進行中のプロジェクト。
山の斜面地に計画している「中山台の二世帯住宅/事務所」の敷地。

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