「Tの住宅」「Mの住宅」一年点検

house

ご無沙汰しております。

先日、「Tの住宅」と「Mの住宅」の住宅に一年点検に行ってきました。
これらは同時期に設計・工事を行っていて、施主の個性ある生活感に影響され、生活と建築デザインの関係に改めて興味を引き起こされたプロジェクトでした。それもあり、住宅名は、Tさん、Mさんの住宅ということで、命名しました。

一年点検では、細かな不具合を建設会社の現場担当者と確認し、改善と修繕を図ります。
最近は猛暑やゲリラ豪雨と気候環境も変わってきていて、例えば建具の反りやコンクリート土間の隅部のひびの発生など、気温差や湿度差に影響する箇所にそうした影響が見られます。今回の検査でもこれらが見られたので、ひびの発生には、専用の充填剤で補修し、建具なら持ち帰り調整しました。その他にも部分的な不具合を補修しました。

 

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そしてこの点検の時が貴重な経験の機会になります。それは、設計・監理中も配慮して行うのですが、建築は建つ場所が異なり、作り手や住み手の生活も異なるので、その症状の違いを改めて知ることができるからです。

また、現在の住宅の使われ方を見る事ができるのも、もう一つの代え難い経験です。例えば、Tの住宅ではブレースという構造部分に雰囲気のあるハンガーを掛け使っていたり、同じくMの住宅の鉄骨柱には、お子さんが書いたイラストなどがかかっていたり、こうした予期せぬ使われ方は、新たな発見となりました。こうした貴重な経験を糧に、より良い住宅を作るべく、これからも住まいづくりに向き合っていきたいと思っています。

 

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