平成最後のあけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
大変ご無沙汰しておりますが、皆様お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は毎年恒例の夫婦それぞれの実家でゆっくり過ごしておりました。
さて昨年は、自身の設計事務所兼自宅である「とのまビル」が完成しました。
2015年に子供が生まれた時に設計がはじまったのですが、家族の形が変わったことや、その頃取り組んでいた「八田家住宅(2016年)」「橿原神宮前のH邸(2017年)」に向き合うことで、住宅建築の考えが大きく変化してきた頃でした。
最近改めてそれが何かをまとめだしているのですが、そのテーマを一言でいうならば「生活の中の建築」です。
それがどういうものかというと、例えば映画「ラ・ラ・ランド 」(2016年公開、監督デミアン・チャゼル)で、日常の中に不意に現れ不意に消える「ミュージカル」という非日常性のように、住み手の生活又は人生の中で、不意に現れたり消えたりするくらいの建築なのではないかと考えています。
今年のHPの抱負は、このように漠然と考えていたことを、自分自身の為にも具体的に書き留める事と、既に2ヶ月住みはじめていますが、建築を使用する生活者の立場としても、色々発信できればと思っています
何より実際に進行している2つのプロジェクト「天王寺の住宅」「西明石の陶芸工房付き住宅(リノベーション)」が、今月より着工しますので、こちらの詳細もご報告していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
とのま一級建築士事務所 / 河田剛
2019/01/04