新春のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
このたびの能登半島地震により、被害に遭われた方々のご無事を祈ると共に、一日も早く日常生活に戻られますことを心からお祈り申し上げます。
昨年は中山台とK寺プロジェクトといったコロナ禍で進めていた物件が建築雑誌にも掲載され、設計や工事プロセスを振り返りながら、住まいはこれからどうあるべきかを考える一年でありました。他のプロジェクト含め、コロナ禍という先の見えない状況においても、人は決して生活を諦めないのだと感じたことは、建築家としてとても励みになりました。
そして、この度生じた大地震。これまでも阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験し、建築士として耐震性を踏まえた設計は十分に配慮し行って参りましたが、南海トラフ地震はじめ、どこに住んでいても発生する可能性のある地震に対して、家族の命を守る建築として備えていく事の大切さを痛感しました。
まだまだ、住まいを取り巻く状況は良いとは言えませんが、本年も建築の力を信じ、新たな生活の場所となる住宅建築を作り続けたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
とのま一級建築士事務所 / 河田 剛
2024/01/05