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竣工後お宅訪問

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先月引き渡ししました、「東住吉のリノベーション」と「Tの住宅」へお宅訪問してきました。
「東住吉のリノベーション」では残工事の確認です。これまでここにあった家具や物がそれぞれ新しい居場所を見つけ良い密度で納まっていました。新しいダイニングキッチンで美味しいコーヒーをいただき、煌びやかなリビング越しに外を眺める。この居心地の良さの余り長居してしまいました。

 

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そして、その足で、「Tの住宅」へ。ここでは施主施工の塗装工事が残っていたので、お施主さんと一緒に外回りの塗装を行いました。その後新しいキッチンで作った奥様の手料理をいただきました。新しい空間で美味しいご飯とビール、これまた長居してしまいました。

住み手と一緒に作り上げた新しい住まいの居心地を実感できるのは、本当に有り難いことです。長い間頑張ってきたのは、この実感を得るためであり、この経験こそがかけがえのない商売道具になると思っています。

 

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「Mの住宅」と「吉祥寺のリノベーション」の実感まで、悩ましく、待ち遠しい日々を過ごしています。

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現場報告、そしてオープンハウスのご案内

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それぞれの現場が終わりに近づいてきました。

姫路で進行している「Mの住宅」は、大工さんの技術の粋を集めた屋根部分がようやく防水工事を終え姿を表してきました。姫路は祭りの盛んな地域です。灘の喧嘩祭り、網干の提灯祭りと担ぎ屋台を用いた祭りが古くからあります。おそらく黒田官兵衛も家来の黒田二十四騎一同、参加してたんでしょうか。それはともかく、この大工さんは、その屋台も作る屋台大工さんなのです。恐らくこの大工さん無しでは実現できなかったと思っています。これから仕上げに向けて猛撃な追い込みが始まっています。

 

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そして、今週引き渡し予定の「東住吉のリノベーション」。詳細はまた竣工写真撮影後にアップしたいと思っていますが、とても良い雰囲気が作られています。リノベーションはいつも既にあるものと、それがどのように新しい姿で現れるかを考えています。ここでは、マンションということもあり、特徴的な天井高さとクライアントの方が持っているかわいらしい家具をイメージして設計を行いました。写真もその一つで、お手持ちのソファです。今回カーテンと同様、ファブリックスケープの山本さんと協同し、カバーを作成し、現代的なものへの再生を試みています。こちらも含めて完成が楽しみです。

 

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最後に、今週末オープンハウスを迎えることになりました「Tの住宅」です。各種検査を終え、残工事が進んでいます。住宅を作る上で料理が趣味ということもあり、キッチンは一番こだわりを持って作っています。キッチンの部分的な収納や機能性はもちろんの事、その位置や、光や風の影響、周囲の玄関やリビングやダイニングを一望でき、そしてその先の外部との関係も含め、料理を作ることがこの住宅そのものを体現できるようなキッチン。そのように感じられるキッチンであればと思っています。

3/22のオープンハウスについて、ご興味ある方は「お問い合わせ」からご連絡頂ければ詳細送付させていただきます。

 

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ABCラジオ「茂山童司の栴檀代々」収録

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先日、ABCラジオで「茂山童司の栴檀代々」というラジオ番組の収録がありました。

狂言師の茂山堂司さんが、パーソナリティを努め、様々な分野の方を招き「親の背中」をテーマにお話しする番組です。そこで、建築士の仕事から、住宅、リノベーションの事など、茂山さんとお話させていただきました。

茂山さんの視点は、狂言というとてつもない過去と向き合われていることもあってか、問いがとても新鮮でした。
家をどのように建てるか?よりも、どのように残すか?
建物をどのように再生するか?よりも、どのように過去の設計者と向き合ったか?
表現者として、ずっと先の未来を意識し、ずっと昔の過去を意識されながら、現在を表現されている。
建築も同様に「過去」と向き合う技術と思っていたので、テンションも上がり、緊張もほぐれ楽しくお話しできました。

最後に恒例となっている「親」の思い出にまつわる一曲をリクエストしました。いろいろ考えても音楽文化の無かった我が家には家族の思い出の曲もなかったので、ビートルズの曲で「ゴールデンスランバー」をリクエストしました。伊坂幸太郎原作で、映画のタイトルにもなった曲です。

Once there was a way    かつて そこには
To get back homeward    故郷へと続く道があった
Once there was a way    かつて そこには
To get back home    家へと続く道があった

解散が近づいていく事に対する郷愁さと、これからの出発を綴ってそうな曲です。ビートルズは、予備校時代よく聞いていて、それもあってか、聞くと実家での生活を思い出します。家で仕事をしていた母、仕事で帰りが遅い父、年の近い弟、そういう普通な家族の日常。そういう日常が集まったような田舎町での思い出。
その中で何か新しい始まりを期待していた頃の事。
改めて今聞くと、そうした一連の過去の繋がりは決して切れることはなく、今の生活、仕事に関係してるのだと思えてきます。

私の過去、私の未来、その家族の過去、その家族の未来を、考える事を、改めて思い直した楽しい一日でした。

その茂山童司さんが、作・演出される新作”純”狂言集『マリコウジ』が3/14,16と東京・京都で公演されますので是非!
http://dojicompany.jp/marikoji/index.html

現場報告

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年が明けたと思いきや、日々現場対応に追われ気がつけばもう2月です。いぬ、にげる、さるとは良く言ったもので、春への準備にあくせく働く様子は昔から変わらないんでしょうね。

さて、それぞれの現場の全体が見え始めてきました。Mの住宅、Tの住宅ともにようやく屋根・外壁の仕上げ工事が始まり、内部造作へと進んできてます。二つのプロジェクトが同時に進行するということで、この二つの住宅にはいろいろと助けてもらっています。

 

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Mで発見した考え方を、Tで発展させ、Tの現場と議論したところを、Mでは事前に検討しておく。何か、MさんとTさんが、勢いよくディスカッションしているような感覚です。しかし、人と同じで、その中で生まれたものを共有しルール化していくと、その人の考える力を奪い個性が損ないかねません。これからの内部造作では、それぞれの家族と住宅の特徴が、かたちに現れるように良い塩梅を探っていきたいと思います。

そして、新しく住吉と吉祥寺のリノベーションのセットも動き始まりました。

 

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「にっしー 」第2号 に掲載されました。

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大阪市西区情報誌「にっしー」第2号 に「堀江のリノベーション」が掲載されました。

今回の特集は『ものづくり王国・西区』。 西区は江戸時代たくさんの堀川(運河)を使って商売がされていました。特に瀬戸物や木工、道具屋など、ものづくりに精通するお店が多く見られ、「にっしー」にはこれらの「今」のお店がたくさん掲載されています。

現在の西区は大阪市内でも人気の住宅エリアです。古くから引き継がれたものづくりのようなストックもそうですが、住まいのストックも数多く存在します。「リノベーション」はこうした住まいのストックとものづくりのストックを結びつけ、住まい手の唯一の家を一緒になって作り上げることが最大の魅力です。そして、こうした住まい方が根付いてこそ、多種多様で魅力的な街になるのだと思っています。

そういう意味でタイトルの『リノベーションとは「まちのお医者さんのような役割」』は、「にっしー」からとてもとても重い責任を課せられたようであり、力付けられるメッセージでありました。

 

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「建物とデザイン」更新

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「建物とデザイン」に昨年10月に竣工した「岡本のリノベーション」を追加しました。

みんなの不動産」とのコラボプロジェクト「2ndcycleDevelopment」の一プロジェクトです。阪神間地区の閑静な住宅地で当時の潮流が良く反映された優良なストックをリノベーションし販売するプロジェクトになるのですが、今回は特に、外観や中庭に当時の世界観が反映されている建物の雰囲気が、何か北欧のゆったりとした時間と結びつくのではということで、「岡本」×「北欧」というコンセプトでデザインを行いました。

文字通り既存の躯体・素材やプロダクトを「2nd cycle」しながらも、購入される住まい手が、このコンセプトを新しく更新できるように、余白を盛りこんだデザインとなっています。

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こうした余白を自由に使いこなした住人の新しい住まいのかたちが見られることを心待ちにしています。

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は「中吉」の忠告に従い、予感への挑戦と焦りを抑えつつ、基礎固めに専念したいと思っています。

進行している2件の住宅「Mの住宅」「Tの住宅」と2件のリノベーション「東住吉のリノベーション」と「吉祥寺のリノベーション」の現場報告をこれまでよりも、アップしていきますので、ちょいちょい覗いてみてください。

 

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グランフロント大阪の住宅相談会

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本日は、大阪梅田のグランフロント大阪Panasonic Center で住宅相談会をおこなっております。

かれこれ開始から半年が過ぎ、相談態勢も整ってきています。

私の参加回数は、今年も残すところあと2回です。

相談会は、毎週水曜日以外は他の建築家の方が行っていますので、住まいのちょっとしたことでも、ご相談いただければと思います。

 

参加日 12/2(月) 8(日)

時間 10:00~18:00

場所 グランフロント大阪 南館 Panasonic センター1F

 

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リノベーションの秋

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秋はリノベーションの季節です。

というのは現場が涼しいというのが大きな所ではありますが、快適に現場が進む分、色々なところに目がいき、気づきが多くなります。職人さんのいらいら度も比較的落ち着き、工事の進捗も良いように感じます。

さて、現在、神戸の岡本で「みんなの不動産」とのコラボプロジェクト「2ndcycleDevelopment」 が進行しています。阪神間地区の閑静な住宅地で当時の潮流が良く反映された優良なストックをリノベーションし販売するプロジェクトになるのですが、今回は特に、外観や中庭に当時の世界観が反映されている建物の雰囲気が、何か北欧のゆったりとした時間と結びつくのではということで、「岡本」×「北欧」というコンセプトでデザインを行っています。現在、猛スピードで工事が進行しています。さてどのような仕上がりとなるか楽しみです。

 

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また、その午後に鶴橋で長屋リノベーションの現地調査を行ってきました。長屋の改修は僕自身にとってルーツそのものです。大阪市立大学の中谷礼仁建築史研究室で行った「福島の長屋改修63」以来になります。その時は建築の事など何も知らない分からないまま、実測調査し、図面をかき、模型をつくり、現場に毎日常駐していました。この全体的な一連の建築行為はそれ以後の部分的な日常の経験と関連させることで、自身の建築感につながっていると思っています。

 

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それはさておき、現地調査では、解体実測の際に用いる実測野帳図面を作成し、現状の寸法、構造を正確に記録することから始まります。僕が寸法を測り、スタッフが記録する。懐かしい行為に浸りながら、この建物を数値化し、スケール感を記録、実感していきます。そして、小一時間計るときには、建物の構造と要望に対するイメージみたいなものが掴めてくるのです。こうして測量する事は、「過去」と向き合う行為であり、設計とは、「過去」を使う行為になります。というのは、その時の先生が言っていたお話です。

 

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いずれにせよ、快適な秋の工事現場や実測調査によって、色々と思いを巡らせる事ができた週末でありました。

「公園と住宅」Riche 11月号掲載

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今月発売のRiche 11月号に連載されている物件調査隊に「公園と住宅」が掲載されています。

主婦向け雑誌ということで主婦目線と、隊長の建築家今津さんのプロ目線が、いいバランスで合わさった、生活の楽しさと建築を作ることの楽しさが伝わる誌面構成となっています。

ぜひ拝読ください!

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